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不幸に負けない人生なんかあるわけがないと思われたかもしれませんが、実はあるんです。それは

不幸と闘わない

ことです。悪戦苦闘をしなければ、不幸に勝てないまでも負けることはありません。負けない方法は、

不幸を考える暇がない環境に身を置くこと

ただそれだけです。「気が紛れるから」と多忙に身を置くことで自分の不幸に構わない経験が皆さんにもおありでしょうから、方法と効果についてはイメージしていただけるのではないでしょうか。しかし、ここでご紹介したいのは「気を紛らわせる」方法ではなくて、

不幸な目に遭う回数を減らし、不幸の大きさを小さくする方法

です。それは、

不幸が気にならない自分づくりの方法

でもあります。

その方法を知るには、まずあなたの不幸がどこから来るのかを再確認しなければなりません。多くの場合、

あなたの不幸はあなたの嘆き、悲しみ、怒りから生まれます。

典型的な例は、大事な人との別れです。死別、離縁、失恋などは最大級の不幸ですが、現実には相手次第で不幸の大きさも違います。また、同じ相手でも恋人である場合と元の恋人である場合では、相手の死に対するあなたの嘆き、悲しみ、怒りの大きさ、深さも違うはずです。何故でしょうか?様々な理由があるでしょうが、共通しているのは

不幸に対するあなたのアレルギー反応の強さが不幸の大きさそのもの

だということです。

不幸をアレルギー反応であると単純化すると、不幸対策も簡単に見えてきます。

不幸に対するアレルギー反応が強く出ないようすること

です。その方法が、忙しさで気を紛らわせる方法なのです。しかし、どれほどの忙殺に身を置いても、休憩時間や睡眠時間はやってきます。そのときに、アレルギー反応が強く出るのでは、不幸にのた打ち回る時間が短縮される効果しかありません。そこで、アレルギー反応を抑える時間を長くする薬を処方してもらうのではなく、アレルギー反応が出ても症状を軽くする薬が必要になるのです。

その薬とは、

自分の不幸よりも大事な者やものをたくさん抱えること

です。自分の不幸解消より大事なものがたくさんある方は、その数に比例して自分の不幸を嘆いている暇が無くなります。女性が子供を産むのはその典型的な手法です。母親になると女性が強くなるのは、自分の不幸に構っている暇が無いからです。つまり、家事に育児が加わることで、崩れた体型を復元することも、オシャレやショッピングを楽しむこともやってる暇がお母さんにはないのです。育児に追われない女性にとって、これは解消せずにはいられない不幸ですが、育児中のお母さんがその解消を後回しにできるのは、育児がそれ以上に大事だからです。

母親でない方でも、家族のために、仲間のために、会社のために、地域のために忙殺されることで、自分の不幸に構っている暇が無いという環境はつくれます。ポイントは、

自分以外に大事なものをどれだけ抱えられるか

です。大事なものは人でも夢の実現でも生き甲斐でも何でも構いません。ぜひ、たくさん抱えてください。

ここまで実現できれば、大抵の不幸は気にならなくなります。ここからは余談ですが、

不幸や幸せというのは、実はあなたの感情にすぎません。

最愛の人を失っても、「今までたくさんの愛情をいただきありがとう」と思えれば幸せになれますし、「私を置いてどうして先に死んだの」と思えば不幸になれます。愛される人生を求めるなら愛されなくなることで不幸になれますし、愛する人生を求めるなら愛せなくなるまで幸せでいられます。

自分の人生を誰かのために使える方は、自分の不幸に悩まされることはありません。

余力のある方はお試しください。確実に幸せな人生をまっとう出来ます。臨終の床でVサイン出してみませんか?

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