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中小企業診断士一次試験対策(財務・会計)平成27年度

1.最適資本構成とは、企業価値を最も高める資本構成のこと

2.MM理論とは、最適資本構成は存在しないことを証明した理論で、企業が株主や債権者に支払う金額を企業価値と考えると、企業価値は資本構成では決まらないというもの

3.法人税を加味したMM理論では、節税効果は債権者に対する債務である負債(他人資本)の増加で決まるから、負債を最大限利用することが企業価値を最も高めることになる

4.債務不履行まで加味したMM理論では、債権者に対する債務である負債(他人資本)の増加は、債務不履行リスクを高めるので、現実には負債比率は100%で企業価値を最も高めることにはならない

したがって、答はアである。

※負債比率とは、自己資本に対して負債(他人資本)がどの程度あるかを示す比率。負債を自己資本で除して求める
※他人資本とは、借入や社債などの株主以外の外部者(債権者)に対する債務

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