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0.出会い系サイトにハマル中高年が増えています。それ以外の世代ではすでに必需品

男 女の仲が冷めやすいのは、古今東西変わらない人類の常識です。女性の地位向上によってもたらされた壊れやすい男と女の関係も現代では当たり前。もろい男女 関係の傷を出会い系で癒(いや)そうとする男女が増えたことは今から思えば必然ですが、昨今の出会い系はインターネットの普及で使い捨て恋愛の増加を助長 しているように見えます。なので、使い捨ての恋人探しには便利ですが、傷の癒しを求める人には傷を悪化させるだけでむしろ逆効果。出会い系を利用している方もこれから利用しようとしている方も、使用前に使用上の注意を是非ご確認ください。

1.出会い系サイトってなに?

かつては男女の出会いをインターネットを使って実現させるサイトを出会い系サイトと呼んでいたようですが、現在では、出会いをエサにして金を騙(だま)し取る、脅(おど)し取るサイトと説明したほうが正確です。

2.出会い系サイトを利用したら大金を失うってなに?

大 金を失うからくりは、架空の人物になりすまして相手を騙し、有料のポイントをどんどん使わせる(送信1通500円、メルアドの交換1万円など)、出会えた けど途中から男たちが現れて現金をゆすられ続けているなどなど。手口は巧妙、複雑化しており被害も増える一方です。
具体的な手口や被害、その対策については「警察庁 サイバー犯罪対策」のサイトに詳しい説明があります。恐ろしいことですが、出会い系サイトが、実は出会い系サイトを糾弾するサイトも運営し、自分のサイトに誘導するという手口を使ったりしますので、まさに誰も信用できない世界です。もちろん私を信用してもいけません。
お金を使って出会い系サイトを使っている人は、すでに被害者と言っても過言ではありません。

3.出会い系サイトを利用するメリットはない!

一度でも出会い系サイトに自分のメールアドレスを登録すると迷惑メールが毎日何百通も来ます。あなたのメールアドレスが高値で売られ続けますので、新たな出会い系サイトから続々と「会いたい」というメールが異性名義で送られてくるのです。

誰とも出会えません。100%実在の人物はいません。実在していても出会い目的ではありません。金銭目的です。登録した覚えのない出会い系サイトやメールで登録を勧誘する出会い系サイトは架空の異性しかいないサイトだと思って間違いありません。

犯罪の被害者になりますよ。会えそうで会えない相手とポイントを買って遊んでいる間はただの詐欺ですが、大枚をはたいて電話番号やメールアドレスを交換すると、今度は美人局(つつもたせ)の被害にあってお金を脅し取られる羽目になります。

相手が18歳未満だとあなたも犯罪者になるので、口止め料を長期間払わされることにもなりかねません。変質者も利用できるのでストーカーや性犯罪者と出会ってしまう危険もあります。泣き寝入りしている人が多いので、犯罪が表に出てこないだけです。自分に限ってと思わない方が利口です。

4.それでも出会い系サイトをやめられない方のサイト利用法

登録するメールアドレスは捨ててもいいメールアドレスにしてください。ヤフーのメールアドレス「あなたのID@yahoo.co.jp」を持っているのであれば、「メール」の「オプション」サービスに、「セーフティアドレス」というサービスがありますので、ダミーのメールアドレスを作成してそれを登録してください。

相手の素性を把握してから会うようにしてください。即会いは禁物です。最初のデートは食事くらいで止めておくのが無難でしょう。なので、完全無料の出会い系サイトを利用した方が経済的で安全です。しかし、完全無料のサイトは100%有料の姉妹サイトに勝手に登録されるので、迷惑メールが日に何百通も来ることは覚悟してください。

悪質でない完全無料の出会い系サイトだけに登録してください。悪質でない完全無料の出会い系サイトは、運用会社名、責任者氏名、住所及び連絡先の電話番号がサイトに明示されていますまた、いきなりメール等で登録の勧誘をしたりはしません。有名な完全無料の出会い系サイトは、Google等の検索で必ず1ページ目に表示されますので検索で表示されないサイトは危険なサイトです。

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