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■実現する機能

自宅にあるサーバーは1TB(1000GB)のRAID1と大容量ですが、万一のためにサーバーを丸ごと4TBのNTFS形式のUSBハードディスクにバックアップしています。また、家族は全員Windowsユーザーなので、1TBのNTFS形式のUSBハードディスクにWindowsノートパソコン2台に入っているデータのバックアップも行えるようにしました。
念のために、1TBのNTFS形式のUSBハードディスクは、前述の4TBのNTFS形式のUSBハードディスクにバックアップして二重化もしています。

■事前準備

CentOS 7.0 インストール直後の初期設定でEPEL、RPMforgeリポジトリが導入済であること

■dkms-fuse fuse fuse-ntfs-3gのインストール

[root@ufuso ~]# yum -y --enablerepo=epel install dkms fuse-ntfs-3g
← NTFS形式のハードディスクを読み書きできるように、必要なソフトをインストール。
epelのをインストールすると何故かエラーになる
インストール:
  dkms.noarch 0:2.2.0.3-28.git.7c3e7c5.el7
  ntfs-3g.x86_64 2:2014.2.15-6.el7                                      

完了しました!

■USB外付けハードディスクのマウント(サーバーでの認識)

[root@ufuso ~]# mkdir /mnt/usbhd← 1TB容量のUSB外付ハードディスクのマウント先
フォルダを作成。ここでは「usbhd」にした。

[root@ufuso ~]# mkdir /mnt/usbhd4tb← 4TB容量のUSB外付ハードディスクのマウント先
フォルダを作成。ここでは「usbhd4tb」にした。

[root@ufuso ~]# parted -l← 2TBを超えるUSAB外付ハードディスクもあるので、fdisk
コマンドではなく、partedを使う。

モデル: ATA Hitachi HDS72101 (scsi)
ディスク /dev/sda: 1000GB
セクタサイズ (論理/物理): 512B/512B
パーティションテーブル: msdos
ディスクフラグ: 

番号  開始    終了    サイズ  タイプ   ファイルシステム  フラグ
 1    1049kB  525MB   524MB   primary  xfs               boot
 2    525MB   1000GB  1000GB  primary                    lvm


モデル: BUFFALO External HDD (scsi)
ディスク /dev/sdb: 1000GB
セクタサイズ (論理/物理): 512B/512B
パーティションテーブル: msdos
ディスクフラグ: 

番号  開始    終了    サイズ  タイプ   ファイルシステム  フラグ
 1    32.3kB  1000GB  1000GB  primary  ntfs ← /dev/sd1はntfsであることを確認。


モデル: WD My Book 1230 (scsi)
ディスク /dev/sdc: 4001GB
セクタサイズ (論理/物理): 4096B/4096B
パーティションテーブル: msdos
ディスクフラグ: 

番号  開始    終了    サイズ  タイプ   ファイルシステム  フラグ
 1    1049kB  4001GB  4001GB  primary ← /dev/sdc1は4000GBを超えるのでntfsである
ことを確認。


モデル: Linux device-mapper (linear) (dm)
ディスク /dev/mapper/centos-home: 937GB
セクタサイズ (論理/物理): 512B/512B
パーティションテーブル: loop
ディスクフラグ: 

番号  開始   終了   サイズ  ファイルシステム  フラグ
 1    0.00B  937GB  937GB   xfs


モデル: Linux device-mapper (linear) (dm)
ディスク /dev/mapper/centos-root: 53.7GB
セクタサイズ (論理/物理): 512B/512B
パーティションテーブル: loop
ディスクフラグ: 

番号  開始   終了    サイズ  ファイルシステム  フラグ
 1    0.00B  53.7GB  53.7GB  xfs


モデル: Linux device-mapper (linear) (dm)
ディスク /dev/mapper/centos-swap: 8561MB
セクタサイズ (論理/物理): 512B/512B
パーティションテーブル: loop
ディスクフラグ: 

番号  開始   終了    サイズ  ファイルシステム  フラグ
 1    0.00B  8561MB  8561MB  linux-swap(v1)

[root@ufuso ~]# mount -t ntfs-3g /dev/sdb1 /mnt/usbhd← NTFS形式のUSB外付ハード
ディスク/dev/sdb1を読み書き出来るように/mnt/usbhdへマウントします。

[root@ufuso ~]# mount -t ntfs-3g /dev/sdc1 /mnt/usbhd4tb← NTFS形式のUSB外付ハード
ディスク/dev/sdc1を読み書き出来るように/mnt/usbhd4tbへマウントします。

[root@ufuso ~]# umount /mnt/usbhd← マウントを解除できるか確認しました。

[root@ufuso ~]# umount /mnt/usbhd4tb← マウントを解除できるか確認しました。

[root@ufuso ~]# mount -t ntfs-3g /dev/sdb1 /mnt/usbhd← 再度マウントし直しました。

[root@ufuso ~]# mount -t ntfs-3g /dev/sdc1 /mnt/usbhd4tb← 再度マウントし直しました。

[root@ufuso ~]# vi /etc/fstab← サーバー再起動の際に自動でマウントするように設定
/dev/mapper/vg_ufuso-lv_root /                       ext4    defaults        1 1
UUID=ea2fbd6d-3795-441a-b24c-71578e07c0e4 /boot      ext4    defaults        1 2
/dev/mapper/vg_ufuso-lv_home /home                   ext4    defaults        1 2
/dev/mapper/vg_ufuso-lv_swap swap                    swap    defaults        0 0
tmpfs                   /dev/shm                     tmpfs   defaults        0 0
devpts                  /dev/pts                     devpts  gid=5,mode=620  0 0
sysfs                   /sys                         sysfs   defaults        0 0
proc                    /proc                        proc    defaults        0 0
/dev/sdb1               /mnt/usbhd                   ntfs    defaults        0 0
 ← /dev/sdb1追加
/dev/sdc1               /mnt/usbhd4tb                ntfs    defaults        0 0
 ← /dev/sdc1追加

USBハードディスクにアクセスする手順は、下図の番号どおり
(1)赤枠1の「場所」をクリックして、赤枠2の「コンピューター」をクリックします。
mnt01
(2)表示される一覧から赤枠の「mnt」フォルダをクリックします。
mnt02
(3)mntフォルダ内に作成した「usbhd」フォルダと「usbhd4tb」フォルダが表示されます。
mnt03
(4)「usbhd4tb」フォルダ内を表示しています。フォルダやファイルを読み書きできるか確認してください。

mnt04

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