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トラブルの内容(Incident)

漢字入力ができない。CentOS 8 をインストールしたら、できるはずの漢字入力がなぜかできませんでした。
以下、その解決策の備忘録。

事前準備

GNOME端末でviコマンドを使う方法を理解しておくこと。以下の記述ではGNOME端末を表示しています。紫色はキーボードから入力するコマンド(コピペした方が楽ですが、コマンドは覚えられません)、緑はコマンドや処理内容の説明、白は自動表示する部分、赤は注意書きです。

解決方法(How to solve)

1 かな漢字入力の設定手順

#ユーザーをrootに変更
[tu@ufuso ~]$ su –
#rootのパスワードを入力(入力内容は表示されない)
パスワード:

#かな漢字入力に必要なソフト(kkc)を検索
[root@ufuso ~]# dnf search kkc
============================ 概要 & 名前 一致: kkc =============================
libkkc-common.noarch : Common data files for libkkc
libkkc-data.x86_64 : Language model data for libkkc
================================ 名前 一致: kkc ================================
libkkc.i686 : Japanese Kana Kanji conversion library
libkkc.x86_64 : Japanese Kana Kanji conversion library
ibus-kkc.x86_64 : Japanese Kana Kanji input method for ibus

#検索したソフトをインストール
[root@ufuso ~]# dnf -y install libkkc ibus-kkc libkkc-data
インストール済み:
ibus-kkc-1.5.22-9.el8.x86_64 libkkc-0.3.5-12.el8.x86_64
libkkc-data-1:0.2.7-11.el8.x86_64 libgee-0.20.1-1.el8.x86_64
libkkc-common-0.3.5-12.el8.noarch marisa-0.2.4-36.el8.x86_64
skkdic-20170102-4.T1100.el8.noarch

完了しました!

#PCを再起動
[root@ufuso ~]# reboot

2 かな漢字入力の設定手順

(1)赤枠1の「アクティビティ」をクリックし、表示される一覧から赤枠2のアイコンをクリック。さらに表示される一覧から赤枠3の「設定」をクリック。

(2)赤枠1の「Resion&Language」をクリックし、表示される赤枠2の「+」をクリック。

(3)表示される一覧から「日本語(かな漢字)」をクリック。

(4)赤枠の「追加」をクリック。

(5)かな漢字入力にするには、赤枠1の「ja」をクリックして、表示される一覧から「日本語(かな漢字)」をクリック。

(6)赤枠1に「あ」が表示されていれば漢字変換できる。

(7)キーボードからもかな漢字モードに変更できる。方法は、キーボードの左の赤枠を押しながら右側の赤枠を押す。

(8)すると、赤枠の表示が出るので、切り替えができる。

以上

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