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実現する機能

NTP(Network Time Protocol)サーバーを構築して、サーバーのシステム時刻を日本標準時間に自動的に合わせます。パソコンの内蔵時計は月に数分狂うので、日本標準時間に自動同期することでサーバー時刻の正確性を確保しました。
※インストール時に設定し忘れたので、12時間狂ってました。

NTPサーバー導入手順

GNOME端末でviコマンドを使う方法を理解しておくこと。以下の記述ではGNOME端末で表示された内容を表示しています。紫色はキーボードから入力するコマンド(コピペした方が楽ですが、コマンドは覚えられません)、緑はコマンドや処理内容の説明、白は自動表示する部分、赤は注意書きです。

(1)NTPサーバー設定

#chrony.confをinstall
[root@ufuso ~]# dnf -y install chrony
Package chrony-3.3-3.el8.x86_64 is already installed.
依存関係が解決しました。
行うべきことはありません。
完了しました!

#chrony.confを編集。
[root@ufuso ~]# vi /etc/chrony.conf
# Use public servers from the pool.ntp.org project.
# Please consider joining the pool (http://www.pool.ntp.org/join.html).
#pool 2.centos.pool.ntp.org iburst
#追記。日本標準時を提供しているNTPサーバー
pool ntp.nict.jp iburst

# Allow NTP client access from local network.
#allow 192.168.0.0/16
#追記。ネットワーク内のPCからの同期を許可。192.168.24.0/24は例示
allow 192.168.24.0/24

(2)NTPサーバー起動

#NTPサーバーを起動し、起動を自動化する

[root@ufuso ~]# systemctl enable --now chronyd

(3)NTPサーバー確認

#NTPサーバーへの時刻同期状態確認
[root@ufuso ~]# chronyc sources
210 Number of sources = 4
MS Name/IP address         Stratum Poll Reach LastRx Last sample               
===============================================================================
^+ 122x215x240x51.ap122.ftt>     2   7   377    18  -1537us[-1547us] +/-   38ms
^+ 122x215x240x52.ap122.ftt>     2   6   377    16  -1447us[-1447us] +/-   44ms
^* 149.28.28.160.vultr.com       2   7   377    17  -1192us[-1203us] +/-   65ms
^+ 162.159.200.1                 3   6   377    16  +7424us[+7424us] +/-   71ms

※"^"はサーバ、"="はピア、"#"はローカル、"*"は同期対象として採用中、"+"は
同期対象候補、"-"はアルゴリズムにより同期対象から外れているもの。「?」は開
始時には表示される

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