無線LAN対応プリンタの設定(Brother DCP-J715N)

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実現する機能

自宅のパソコンをWindowsからLinuxにすると、最初に困るのがこれまで使っていたプリンタが使えなくなることでしたが、Linuxでも使えるUSB対応機種だけでなく、無線LAN対応機種も増えてきましたので、一昨年DELLから購入したブラザー製のインクジェット式プリンタ複合機DCP-J715Nを例にドライバのインストールからプリンタの設定までの手順をご紹介します。(メーカーにLinux版のプリンタドライバが無い場合にはOpen Printingで探せます。)

無線LAN対応プリンタDCP-J715N用ドライバのインストール&設定

1.無線LAN対応プリンタDCP-J715N用ドライバのインストール
(1)ここにアクセスすると、下記画面が表示されますので、赤枠の「DCP-J715N」をクリック(画像はクリックすると拡大します。ブラウザはGoogle Chromeの場合で説明しています。以下同じ)

(2)CentOSの場合は、rpm形式の赤枠「LPD/LPRng 用ドライバー」をクリック

(3)仕様許諾に同意を求められますので、赤枠の「同意します」をクリック

(4)ドライバのダウンロードが始まり画面下に表示されますので、赤枠が表示されましたら「保存」をクリック

(5)ドライバのダウンロードが完了しましたら、赤枠のように表示されますので、赤枠をクリック

(6)インストールが始まる前に、確認のポップアップ画面が出ますので、赤枠の「インストール」をクリック

(7)同時にインストールが必要な依存関係のあるファイルがある場合、確認のポップアップ画面が出ますので、赤枠の「インストール」をクリック

(8)ファイルの追加変更はセキュリティ上管理者しか出来ないので、赤枠1に管理者であるrootのパスワードを入力して、赤枠2の「認証する」をクリック

(9)赤枠の「CUPS用ドライバー(要LPD/LPRng 用ドライバー)」のダウンロードとインストールも画面(2)に戻り行ってください。

2.無線LAN対応プリンタDCP-J715N用ドライバの設定
(1)CentOSのデスクトップ画面を表示させ、赤枠1の「システム」をクリックし、表示される一覧から赤枠2の「管理」をクリック。表示される一覧から赤枠3の「印刷」をクリック(画像はクリックすると拡大します。以下同じ)

(2)プリンタの設定画面が表示されるので、赤枠の「新規」をクリック

(3)セキュリティ保護のためポップアップ画面が表示されるので、赤枠の「ファイアーウォールを調整する」をクリック

(4)プリンタの設定には管理者ユーザーで行う必要が有るので、赤枠1にパスワードを入力して、赤枠2の「認証する」をクリック

(5)赤枠1が自動で認識されて表示されますので、それをクリックして赤枠2の「進む」をクリック

(6)プリンター名以下が表示されますので、必要なら変更して赤枠の「適用」をクリック

(7)設定がうまくいったかを確認するために、テストページを印刷を問う画面が表示されますので、赤枠の「はい」をクリック

(8)「受付けられました」という画面が表示されましたら、プリンタとの接続は成功しているので、赤枠の「OK」をクリック。印刷が実行され、色やレイアウトに狂いが無ければ完了です。

以上です