NTFS形式4TBのUSB外付けHardDiskを追加(fuse-ntfs-3g)

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■実現する機能

購入して2年弱のUSB外付けハードディスクがあっけなく他界したので、今回はWestern Digital社の外付けハードディスク My Book 4TB 3年保証 USB 3.0 自動バックアップ暗号化対応のWDBFJK0040HBK-SESNを購入した。

購入を決めたのは4TBで2万円を切るコストパフォーマンスの高さと3年保証。

CentOS6.5搭載PCへ繋いだのだが、取り付けからバックアップ開始までに10分もかからなかったので驚いた。SELinuxは有効にしたままだったので、正直すんなり行くとは思っていなかった。今回は、取り付けからバックアップ開始までの備忘録。

■事前準備

リポジトリの追加(RPMforge、EPEL)を参照してEPEL、RPMforgeリポジトリが導入済であること

■dkms-fuse fuse fuse-ntfs-3gのインストール

[root@ufuso ~]# yum -y --enablerepo=epel install dkms fuse-ntfs-3g
← NTFS形式のハードディスクを読み書きできるように、必要なソフトをインストール。
Installed:
  dkms.noarch 0:2.2.0.3-20.el6         ntfs-3g.x86_64 2:2011.4.12-5.el6        

Dependency Installed:
  cloog-ppl.x86_64 0:0.15.7-1.2.el6                                             
  cpp.x86_64 0:4.4.7-4.el6                                                      
  gcc.x86_64 0:4.4.7-4.el6                                                      
  kernel-devel.x86_64 0:2.6.32-431.1.2.0.1.el6                                  
  mpfr.x86_64 0:2.4.1-6.el6                                                     
  ppl.x86_64 0:0.10.2-11.el6                                                    

Complete!

■USB外付けハードディスクをPCにusb接続

(1)usb接続をして外付けハードディスクの電源を入れると、下図赤枠のように自動認識され使える状態になる。My Bookと表示される。
4tb01
(2)My Bookアイコンをクリックすると、内容が表示される。フォルダやファイルの追加削除や読み書きもできる。この状態での利用に不満がなければ、以下の設定は必要ない。
4tb02

■USB外付けハードディスクのマウント(サーバーでの認識)

[root@ufuso ~]# mkdir /mnt/usbhd4tb ← 4TB容量のUSB外付ハードディスクのマウント
先フォルダを作成。ここでは「usbhd4tb」にした。ちなみに、自動設定でのマウント先は
/media/My Bookとなる。

[root@ufuso ~]# parted -l ← 2TBを超えるUSAB外付ハードディスクなので、fdiskコマ
ンドではなく、partedを使う。

モデル: WD My Book 1230 (scsi)
ディスク /dev/sdc: 4001GB
セクタサイズ (論理/物理): 4096B/4096B
パーティションテーブル: msdos

番号  開始    終了    サイズ  タイプ   ファイルシステム  フラグ
 1    1049kB  4001GB  4001GB  primary   ← ファイルシステムに「ntfs」が表示され
ないが4000GBを超えるのはこれしかないので、/dev/sdc1と確認できる。

[root@ufuso ~]# mount -t ntfs-3g /dev/sdc1 /mnt/usbhd4tb ← NTFS形式のUSB外付ハ
ードディスク/dev/sdc1を読み書き出来るように/mnt/usbhd4tbへマウントします。

[root@ufuso ~]# umount /mnt/usbhd4tb ← マウントを解除できるか確認しました。

[root@ufuso ~]# mount -t ntfs-3g /dev/sdc1 /mnt/usbhd4tb ← 再度マウント。

[root@ufuso ~]# vi /etc/fstab ← サーバー再起動の際に自動でマウントするように設
定
/dev/mapper/vg_ufuso-lv_root /                       ext4    defaults        1 1
UUID=ea2fbd6d-3795-441a-b24c-71578e07c0e4 /boot      ext4    defaults        1 2
/dev/mapper/vg_ufuso-lv_home /home                   ext4    defaults        1 2
/dev/mapper/vg_ufuso-lv_swap swap                    swap    defaults        0 0
tmpfs                   /dev/shm                     tmpfs   defaults        0 0
devpts                  /dev/pts                     devpts  gid=5,mode=620  0 0
sysfs                   /sys                         sysfs   defaults        0 0
proc                    /proc                        proc    defaults        0 0
/dev/sdc1               /mnt/usbhd4tb                ntfs    defaults        0 0
 ← /dev/sdc1追加

USBハードディスクにアクセスする手順は、下図の番号どおり
usbhd01

CentOSを載せた古いPCなので、USB3.0の速さも自動暗号化ソフトの使い勝手も試せてはいないが、ビデオを中心とした個人データは増えていく一方なので、大容量のハードディスクとそのバックアップディスクは今や必需品。

USBハードディスクの最新情報(パソコン&テレビ両用が主流。コストパフォーマンスで4TBがお薦め)

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