実現する機能
I-O DATAのNAS(ナス:Network Attached Storage)を設置し、毎晩自動でバックアップさせていますが、外出先でも使用するデータはメモリスティックにも毎晩自動バックアップをさせることにしました。具体的には、ユーザーフォルダのバックアップです。以下に備忘録を残しておきます。
事前準備
できるだけ大きな容量のUSBメモリスティック(事例の容量は250G)
以下の環境を前提に構築しました。
Nメモリスティックのマウント先ディレクトリを確認する
(0)メモリスティックをサーバーPCのUSBに挿す
(1)赤枠1の「場所」をクリックし、表示される一覧から赤枠2のUSBメモリスティックをクリック(画像はクリックすると拡大表示。以下同)
(2)表示される一覧から、赤枠1のUSBメモリスティックを右クリックし、更に表示される一覧から赤枠2の「プロパティ」をクリック
(3)赤枠1がUSBメモリスティックのフォルダ名、赤枠2がフォルダの場所なので忘れないようメモ
バックアップまでの手順
GNOME端末でviコマンドを使う方法を理解しておくこと。以下の記述ではGNOME端末で表示された内容を表示しています。紫色はキーボードから入力するコマンド(コピペした方が楽ですが、コマンドは覚えられません)、緑はコマンドや処理内容の説明、白は自動表示する部分、赤は注意書きです。
#rsyncのInstall [root@ufuso ~]# dnf -y install rsync #バックアップ対象外一覧ファイルの作成。fs_rsync_exclude.lst名は例示 #「tu」はユーザーフォルダの例示。「/*」は直下のファイルとフォルダをすべて(*)バックアップから除外(-)する。(/**)は直下以下の階層も含めてファイルとフォルダをすべて除外(-)するという意味。指定の順序があるとの情報もあるが、いまいち理解できていない。 #バックアップの実施。除外ファイルを除いたサーバーの/home/tuをusb(/run/media/tu/CDD6-D2C)にバックアップのテストをしてみる。途中で止まることなく完了できたので成功。「tu」、「CDD6-D2C」は、自分のものに置き換えること。 sent 31,823 bytes received 2,877 bytes 69,400.00 bytes/sec #バックアップの実施。アクセス権が無い、容量がデカ過ぎるなどのエラーは出るもなんとか完了 sent 28,297 bytes received 2,486 bytes 61,566.00 bytes/sec |
毎日自動でバックアップ
#自動処理ソフトのcronie-noanacronをインストール。 [root@ufuso ~]# dnf -y install cronie-noanacron インストール済み: cronie-noanacron-1.5.2-4.el8.x86_64 完了しました! #自動処理の設定。 # For details see man 4 crontabs # Example of job definition: |
#翌日、USBのデータが更新されていれば成功。エラーがでるフォルダやファイルを地道に除外していけば、エラーは無くなる。
以上
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