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■実現する機能

LinuxがWindowsライクなっていく日々を喜んでいるひとりですが、Windowsでは滅多にないコマンド入力がLinuxではまだまだ日常茶飯事なのも事実です。なので、LinuxユーザーになるにはGNOME端末の習得は必須です。その中でもviコマンドは頻繁に出てくるので、既存ファイルの編集はマスターしておく必要があります。今回は既存ファイルの編集方法をCentOS6.5の例で説明します。

GNOME端末の操作手順

(1)赤枠1の「アプリケーション」をクリックし、表示される一覧から赤枠2の「システムツール」をクリックし、表示される一覧から赤枠3の「端末」をクリック
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(2)Gnome端末(windowsのコマンドプロンプトに相当)画面になるので、表示された「$」記号の右に「s」「u」「space」「-」の各キーを押し、「Enter」キーを押下。表示される「パスワード:」の右にrootのパスワードを入力して(パスワードは表示されない)、「Enter」キーを押下。成功すると「$」(一般ユーザー権限での入力)が「#」(root権限での入力)に変わる。例えば、#の右に「vi /boot/grub/menu.lst」などのコマンドを入力する。コマンドを入力したら、必ず「Enter」キーを押すこと。以下、「Enter」キーの押下案内は省略するが、くれぐれもお忘れなく。

例示のコマンドは、bootフォルダ内のgrubフォルダ内にあるmenu.lstファイルを開け、という意味。入力は面倒臭いので、コピペ(コピーして貼り付ける)で入力する方法をお勧めする。
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(3)例示で説明すると、menu.lstの設定内容が表示されたら、「i」キーを押して編集を可能にする(画面最下段に「INSERT」が表示されればOK)
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(4)編集を終えたら、「Esc」キーを押して最下段に「:」(コロン)を表示させ、「wq」(上書き保存「w」かつ終了「q」)と入力して「Enter」キーを押せば完了。変更を加えたが上書きせずに終了する場合には「:」の右に「q!」を入力して終了できる。変更を加えていない場合は「:」の右に「q」を入力して終了する。

以上

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