情報は2011年10月16日現在のものです。値下げ合戦が続いていますので、常に最新の情報を確認してください。

結論からいうと、auに乗り換える方法がお得なのは

au携帯やauスマホによく電話する

人で

毎月支払う金額が今より2400円以上安くできる見込みがある

人だけです。

以下に損得を見込むための手順をSoftBankのiPhone4(32G)からauのiPhone4s(32G)に電話番号そのまま(MNP)で乗り換える例で説明します。

1 SoftBankのiPhone4を解約するために必要な経費

MNPの転出手数料:2,100円

契約更新月でない月に契約を解除すると発生する契約解除料:9,975円

iPhone4本体購入代未払い分の分割支払2,400円×契約更新月までの残月

(残月=契約の更新月が2012.6.9で解約月が2011.10.14なら、2012.6 – 2011.8 = 10ヶ月となります。解約の前々月までしか月月割が適用されないためです。また、分割払いが自動継続されるため、残額を一度に払わなくてもいい点は助かります。もちろん、店頭に行けば残金の一括払いもできます。)ソフトバンクの説明サイトもあるので、詳細は確認してください。

仮に残月が10ヶ月残っているとすると、解約に要する経費は全体で2,100円+9,975円+2,400円×10ヶ月=36,075円になります。

2 iPhone4sに乗り換えると得するauのキャンペーン

携帯電話番号ポータビリティ(MNP)によるiPhone 4Sの新規契約と同時に「ISフラット(キャンペーン)」および「IS NETコース」への申し込みが条件になりますが、10,000円のキャッシュバック(郵便為替)があります。

(au、ソフトバンクを問わず、どのプランでも「ISフラット」(ソフトバンクは「パケットし放題forスマートフォン」)、「IS NETコース」(ソフトバンクは「S!ベーシックパック」)の申し込みは避けられないので、ここではキャッシュバックキャンペーンのメリットをありがたく頂戴して計算します。)

3 ここまでの結論

解約したiPhone4の契約解除料9,975円がキャッシュバックの10,000円で帳消しになるので、本体の残代金24,000円+MNPの転出手数料2,100円の分だけ損

ということになります。そこで、ここからは

解約の損を通話料で取り戻せるのか

を検討していきます。

4 通話料の比較

auのプラン別比較については、下表のとおりです。(iPhone4sのプラン選択に対するauの見解

枠1の「誰でも割」に入ると基本使用料が980円以上安くなるので2年間解約する予定がなければ入らないと損です。

しかし、auで午前1時から午後9時までのau携帯やスマホに無料で電話がかけられるプランは「プランZシンプル」だけなので、この点はソフトバンクに劣ります。通話料の優劣比較も容易ではありません。

枠2の「無料通話」はプランごとに時間が違うので、電話料金に反映されてきたソフトバンク以外の他社携帯・スマホ・固定電話だけでなく、ソフトバンクの携帯・スマホにかける月当たりの時間を確認して(無料になっていたはずなので1分21円計算で有料化して)最も近いプランを選びます。

「My SoftBank」サイトで確認したところ、私の毎月の通話料は平均で2000円程度、最高でも4000円程度です。ソフトバンクユーザーにはほとんど電話をしたことがありません。

余った無料通話時間は無期限に繰り越せますが、上限が低いので平均通話料に最も近いプランを選びます。

ちなみに、私の場合は無料通話が2100円分の「プランSシンプル」になります。

しかし、プランを決定するのはまだです。私は家族全員がauなので、下表枠2の家族割も適用させた方が得だからです。しかも無料で適用してもらえます。通話の半分が家族が相手ですので、プランは無料通話が1050円分の「プランSSシンプル」でも大丈夫そうです。

5 auでiPhone4sへ乗り換えた場合の月額経費

(機種代の実質負担額は算入してません。auが430円、ソフトバンクが480円です。)
上の表の

枠1「誰でも割」無料(ソフトバンクだとWホワイト980円)

枠2「家族割」0円(ソフトバンクだとホワイト家族24 無料)

枠3「IS NETコース」315円(ソフトバンクだとS!ベーシックパック(i)315円)

枠4「ISフラット」5460円4980円に値下げされてます。(ソフトバンクだとパケットし放題フラット4410円)

それに通話料を

「プランSSシンプル」の980円(ソフトバンクだとホワイトプラン980円+25分の通話料525円 auが525円お得

(auはこれに25分の無料通話があるので、ソフトバンクでの25分間の通話料を算入すると25分×21円=525円。ソフトバンクがauの半分の通話料になるのは、Wホワイトへの加入で単純に30秒当たりの通話単価が半分になるからです。またソフトバンク同士だと午前1時から午後9時まで無料ですが、比較しているauのプランにはありませんので、ソフトバンク仲間の多い方はauに乗り換えるとどれだけ負担増になるのかをしっかり計算する必要があります。)にすると

合計で6275円(ソフトバンクだと合計7210円)

になります。念のため、他のプランも比較しますと、auの有利がハッキリします(auショップでプランを決めるときに必ず確認してください)。

「プランSシンプル」の1627円(ソフトバンクだとホワイトプラン980円+62分の通話料1302円)だとauが655円お得

「プランMシンプル」の2625円(ソフトバンクだとホワイトプラン980円+144分の通話料3024円)だとauが1379円お得

「プランLシンプル」の4147円(ソフトバンクだとホワイトプラン980円+262分の通話料5502円)だとauが2335円お得

「プランLLシンプル」の7035円(ソフトバンクだとホワイトプラン980円+800分の通話料16800円)だとauが10745円お得

現在、私がソフトバンクに支払っているiPhone4の月々の支払いは、機種代の実質負担額480円を除いて安いときで7500円台、高くても12000円台ですので、通話料の大半がau携帯・Andloidを使っている家族であることを考慮すると、auに乗り換えた場合の月々の支払いが「プランSSシンプル」の6275円を超えることはないと判断しても大丈夫そうです。

残る問題は、ソフトバンクを解約してもiPhone4本体の分割代金2400円の支払いが10ヶ月続くので、その分を通話料でカバーできるかだけになりました。

6 auでiPhone4sへ乗り換えるか否かの判断基準

これまで無料で通話していたソフトバンクユーザーも含めて電話の通話料が無料通話分で足りるなら乗り換える方がお得

です。どれだけお得になるのかは、

家族割・ガンガントーク対象のauユーザーにかける電話代のほぼ全額がお得分

になります。

恋人、家族、友人などよく電話をかける相手がau加入者なら、それだけで乗り換えたほうがお得

と判断できます。つまり、

試算の結果軽減できる金額が2400円以上のソフトバンクユーザーは迷わずauに乗り換えろ、という当たり前の検討手順と結論になる

わけです。乱暴ですが2400円安くなる乗り換えの判断を直感的に行うならば、

あなたがよく電話をかける相手の多くがauなら乗り換えろ、ソフトバンクやドコモならやめておけ

が基準でしょう。

私の場合、ソフトバンクに支払っている平均金額は機種代の実質負担額480円を除き毎月8500円強です。上記の試算ではauに支払うが額が毎月6275円の定額で済みそうなので、auに乗り換えるメリットは2225円(8500円 ー 6275円円)です。しかし、ソフトバンクを解約することで発生する2400円の支払いが続く10ヶ月間は175円の赤字です。でも、

家族全員が私にかける通話料まで含めると2400円以上のお得になる

ことが確認できたので乗り換えようと思っています。が、もう少し検討します。auショップは当分混雑が続きそうなので。

iPhone4sへの機種変お得情報

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