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実現する機能
KVM(Kernel-based Virtual Machine) (ケーブイエム) は仮想化ソフトです。Windowsを搭載していたパソコンが壊れたので、サーバー機でCentOSとWindowsを同時に動かして使っています。動画ファイルの変換にはWindowsが不可欠ですからね。さらには、CentOSのテスト環境を構築して利用しています。両OSとも既存のディスクイメージをUSB外付けハードディスク(NTFS)から読み込む方式を採用です。しかし、我が家でもひとり一台のノートパソコンが当たり前になり、スマートフォンまでネットワークを利用する時代になりましたので、併せてSELinuxによるセキュリティ強化を図ることにしました。
>事前準備
※KVMの設定が完了していること。
SLinuxの設定手順
[root@ufuso ~]# getenforce ← SELinuxの状態を確認 Enforcing ← SELinuxは有効 [root@ufuso ~]# setenforce 1 ← SELinuxを有効にする場合は1、無効にする場合は0 [root@ufuso ~]# getsebool -a | grep virt ← SELinuxでのKVMの許可状態を確認 virt_use_comm --> off virt_use_execmem --> off virt_use_fusefs --> off ← これを許可(on)に変更する virt_use_nfs --> off ← これを許可(on)に変更する virt_use_samba --> off virt_use_sanlock --> off virt_use_sysfs --> on virt_use_usb --> on virt_use_xserver --> off [root@ufuso ~]# setsebool -P virt_use_fusefs=on← virt_use_fusefsを 許可(on)に変更 [root@ufuso ~]# setsebool -P virt_use_nfs=on← virt_use_nfsを 許可(on)に変更 |
過去に作成したゲストOSのイメージファイルを利用してゲストOSを作成
0.赤枠1の「アプリケーション」、赤枠2の「システムツール」、赤枠3の「仮想マシンマネージャー」を順にクリック
1.赤枠1にrootのパスワードを入力して、赤枠2の「認証する」をクリック
2.赤枠1に仮想マシンの名前を適当に入力して、赤枠2の「既存のディスクイメージをインポート」にチェックを入れ、赤枠3の「進む」をクリック
3.既存のディスクイメージのある場所を指定して、赤枠2の「開く」をクリック
4.赤枠1でOSの種類とバージョンを選んで、赤枠2の「進む」をクリック
5.赤枠1でメモリの大きさ、赤枠2で使用するCPUの数を指定して、赤枠3の「進む」をクリック
6.赤枠の「完了」をクリック
7.WindowsXPが起動し、デスクトップ画面が表示されれば完了
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